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ジョギング 初心者時代

ジョギング画像

ジョギング、ランニング、ウォーキングはそれぞれ言葉の定義が違うようです。小難しく考える必要はありませんが、知っておきたい知識です。ジョギングは「会話ができる程度の速さで走ること」です。ハアハア息切れしながら走っていてはジョギングとは呼べません。

ですのでジョギングは無理のない運動と言えますが、慣れないうちは会話ができる程度の速さでも1キロ過ぎたあたりで死にそうになってきます。私がそうでした。20分走っただけで、大腿の前部が「階段を下りれなくなるほどの筋肉痛」になり、右足のかかとに水ぶくれのような靴擦れができました。私はお約束のように「もう走るのをやめよう。オレには無理だ。」と考えました。ジョギングシューズに八つ当たりもしました。

その日、仕事から帰ってくるとインターネットで注文した一冊の本が届いていました。その本には小難しいことがまったく書かれておらず「あなたにも必ずできる。」と書いてありました。そしてその理由と続けるためのアドバイスが丁寧に説明されていました。

私は「ジョギングウェア(ジャージ)も買ってしまったことだし、ひとつだまされたと思ってやってみるか」と思い直し、次の日も走ることにしました。筋肉痛は治りませんでしたが、その次の日も無理をしない程度に走りました。雨が降ったらジョギング中止にしようと考えていたのですが、雨は全然降ってくれませんでした。私は仕方なく毎日走りました。

ジョギング4日目の週末になって不思議なことが起こりました。「明日こそ雨が降ってくんないかなあ」と思いながら眠りについた私ですが、朝起きると思いっきり晴れていました。しかも涼しく爽やかな空で、走らない理由がどこにも見当たりませんでした。「ちくしょう!」と思いながら私はゆっくり走りはじめました。そして1キロ過ぎたあたりのことです。

体が軽く感じるのです。私の体はひとりでにリズムをとっていました。今までは重い体を無理やり動かしているような感覚でした。しかしその時私の体は自分の意思で動く快適なマシンという感覚でした。走り終えた後、充実感と自分の体がバージョンアップした喜びで爽快な気分になりました。

調子に乗った私はその日、夕方も走りました。朝のように爽快な気分にはなりませんでしたが、いつも走っている2倍の距離を走ったという満足感があり、夕飯がとてもうまかったのを覚えています。体重はジョギング開始前から1.5キロ減っていました。これはうれしいことでした。ダイエットにも効果があることを確信しました。しかしもっとうれしかったのは集中力と元気が出てきたことでした。この一週間私は、「何も考えずにただ前方だけを見据えて自分のリズムで走る」ことだけを心がけていました。それがきっと全身のバランスをよくして姿勢を正し、動じない体にしてくれたのでしょう。動じないバランスのいい体が集中力に影響したのだと思います。

私は子供のころから運動音痴でした。何をしてもあまりうまくなかったですし、努力しない子だったのでスポーツが嫌いでした。骨盤もゆがんでいて、O脚で、猫背気味です。肩も凝りやすく、太るときは下半身がむくむく太ります。やせているときもいわゆる「かっこいい体型」とは呼べませんでした。
 ジョギングを始めて1年、かんたんに20キロ走れるようになった今、体重は8キロ減少し、体型はかなりバランスがよくなりました。なんというか、全身がひとつになったという感覚で、これまでになかった素晴らしい感覚です。もちろん、元の素材が素材ですのでモデルのような容姿になったわけではありませんが、それなりに魅力的な体になったと自負しています。

 ジョギングするのは楽しいことです。

わけのわからないスポーツ理論などに振り回されず、自分の体と対話するように少しずつ進めていくことをオススメします。とはいえ何の参考もなく、信じるものもなければ続けていくことはやはり難しいでしょう。
ちなみに私がやってこれたのはQちゃん(高橋尚子選手)のコーチである小出義雄監督の名著「知識ゼロからのジョギング&マラソン入門 」が手元にあったことが大きい気がします。このサイトにある情報だけでもそれなりに役に立ちますが、本気な人は本を買っておくのもよいと思います。

幸せなジョギングライフを楽しんでください♪♪